来年、主人の父の三十三回忌を迎えるゆうこさん。法事の準備を長年引き受けてきた彼女には、住職に確かめたいことがあるようです。
住職さん、来年、主人の父の三十三回忌なんですけど。
ああ、そうですね。
この前、親戚から「法事って三十三回忌で終わりじゃないの?」って聞かれたんです。
はい。
…で、三十三回忌で終わっていいんですか?(笑)
…は?(笑)
だって法事って、準備から何から結構大変なんですよ。
まあ、そうですよね~(笑)。
住職さんはお経をあげたら終わりですけど、こっちはそうはいかないんですから(笑)。
…まあ、そうですよね~(笑)。
だから、三十三回忌で終わりなら、ああよかった~って(笑)。
…ハハ(苦笑)。まあ、三十三回忌を一つの区切りにされるお家もありますよ。
じゃあ、ウチもそれでいいんですね?
いや、「それでいい」とかっていう話じゃなくて…。
えっ、じゃあ五十回忌までやらないといけないんですか?
いや、そういう意味でもない(笑)。
もう、どっちなんですか(笑)。
どこまで法事を勤めるかは、それぞれのお家で決めていただいていいんです。三十三回忌を区切りにしてもいいし、その先も続けてもいいし。
でも、ウチも葬儀の時に五十回忌まで載った年回表をもらってますよね?
ええ。でも、あれは五十回忌まで必ず勤めてくださいって意味じゃないですよ。
そうなんだ。じゃあ、親戚には「住職さんが三十三回忌で終わりにしていいって言ってた」って伝えておきますね(笑)。
なんでボクのせいにするんスか!(笑)
だって、その方が話が早いじゃん(笑)。
いやいや、お家で相談してくださいって(笑)。
冗談ですよ(笑)。でも、五十回忌までやろうって親戚が言い出したら、どうしよう…。
それはもう…あと18年、頑張って元気に過ごしてください…(笑)
年忌法要には、三回忌、七回忌、十三回忌、三十三回忌、五十回忌など、いくつもの節目があります。
三十三回忌や五十回忌を一つの区切りとすることもありますが、何回忌まで勤めるかについて、一律の決まりがあるわけではありません。
西光寺でも、ご葬儀の際には五十回忌まで記載した年回表をお渡ししています。ただし、それは五十回忌まで必ず勤めなければならないという意味でも、五十回忌で終えなければならないという意味でもありません。
何回忌まで法事を勤めるかは、それぞれのご家庭で判断していただくことです。
また、法事の準備には、親戚への連絡や日程調整など、さまざまな負担も伴います。続けていく場合も、特定の方だけに負担が集中しないよう、ご家族で相談していただければと思います。
